トップガン/マーヴェリック、オンリー・ザ・ブレイブに引き続きジョセフ・コシンスキー×マイルズ・テラーな映画。
クリス・ヘムズワースのキャラクター造形が微妙な気がしてならない。
天才と言われて説得力はないし、性格・見せ方からも作品の展開は簡単に読めてしまう。
クリス・ヘムズワース自身もゴーストバスターズ以降定着させたコメディアクトは光るものの、それをもう一歩深みを持ったものに出来てないように感じた。
ただ面白い演技とそれ以外という形で極端な棲み分けで、うまく調和したもう一つ先に行けてない印象。
まだまだ発展途上の俳優だと感じてしまった。
個人的にトップガンでの功績はジョセフ・コシンスキーよりかはトム・クルーズにあると思っているけど、皮肉にもそれを裏付けてしまう作品ではあった。
オンリー・ザ・ブレイブは悪くなかったので、これから頑張ってもらいたい。
081
