題名とチラシから
勝手に想像していたのとは、
ちょっと違っていた
20年間にわたる二人の経緯や
懲罰房の暗闇等が
丁寧に描かれてはいたが
時間軸の前後があったのと
其々のエピソードが見応えあった
…
このレビューはネタバレを含みます
【穴】
「なんか、穴、開いてますね、不良品?」
近所の映画カフェに置いてあったフライヤを手にしたうちの奥さんが、なにげなく指摘した制作ミス?!
Bunkamuraの知人からチラシを貰って…
ドイツ刑法175条というのをこの作品で初めて知った。
こんな酷い刑法があったのかと思いつつ、今でも同性愛が禁じられ犯罪扱いされる国や地域があるのも確か。主人公にとって、たとえ罪に問われても自由に恋愛…
見忘れていた、と劇場に行ったことを忘れないくらい印象に残った映画。
「男性の同性愛(ゲイ)」を禁じる社会と、自分のままに生きる男性のすれ違い。
ナチスと絡んだ時代背景もあり、ただのLGBTQ+映画…
ただ自分の人生を生きたいと求めただけなのに、誰がそれを犯罪と決めたのか?
手に入るはずだった【大いなる自由】。
ハンスが自分を卑しめることなく、毅然と生きて、渇望していたものが予想外だったのはむご…
人が人を想って涙して、人が人を想って慰めることの一体何がダメだというんだろう。
男性の同性愛を禁じた刑法175条。強盗でも殺人でもなく、自身の性的指向だけを理由に投獄されたハンスは、幾度もこの法で…
戦後ドイツ。男性同性愛を禁じた“刑法175条”によりホフマンは繰り返し投獄される。
懲罰房の場面は、観ていて圧迫される暗闇。結末が投げかける自由とは。愛や性とは、同性異性間問わず、等しくあるもの。…
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