見忘れていた、と劇場に行ったことを忘れないくらい印象に残った映画。
「男性の同性愛(ゲイ)」を禁じる社会と、自分のままに生きる男性のすれ違い。
ナチスと絡んだ時代背景もあり、ただのLGBTQ+映画…
ただ自分の人生を生きたいと求めただけなのに、誰がそれを犯罪と決めたのか?
手に入るはずだった【大いなる自由】。
ハンスが自分を卑しめることなく、毅然と生きて、渇望していたものが予想外だったのはむご…
人が人を想って涙して、人が人を想って慰めることの一体何がダメだというんだろう。
男性の同性愛を禁じた刑法175条。強盗でも殺人でもなく、自身の性的指向だけを理由に投獄されたハンスは、幾度もこの法で…
戦後ドイツ。男性同性愛を禁じた“刑法175条”によりホフマンは繰り返し投獄される。
懲罰房の場面は、観ていて圧迫される暗闇。結末が投げかける自由とは。愛や性とは、同性異性間問わず、等しくあるもの。…
このレビューはネタバレを含みます
アフタートークでドイツ映画研究をされてる渋谷哲也さんも言ってたけど、とってもやさしい映画だったなぁ 175条がテーマではあるんだけど男性同士が友情にもとづいてお互いにケアし合う話でもある これが恋愛…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ゲイの人が世間から抑圧されているだけではなく、さらに法律で禁じられているというむごい世界。たとえ法が撤廃されても、苦しみは残ったまま……というオチがつらかった。
同じ俳優さんが長い年月を演じることで…
©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions