ハードボイルド社会派SFアクション
アニメ版の続編でテーマ性強め
テンポもちょうどよく、言葉の引用なども少ないのでシリーズの中でも分かりやすくて観やすい
よりシブくなっていて蛇足感のないストーリーがよかった
キャラクターそれぞれがより大人になっていて、組織としての格好良さが増していた
アニメ版では実在の本や思想などがベースにあることによって物語全体に厚みが出ているが、この映画ではそれがないのでフィクションっぽい感じが強くなっていた
しかし扱われている社会問題がより現実的なものになっているためアニメ版とは違うリアルさがあった
押井守の映画版のテイストもあって、攻殻機動隊のいいところがすごく詰まっていた
