#1
完全サイレントで観た。
新年第一弾。
カメラの寄りやパン、独特のモンタージュなど、意外と実験的シーンが多く、新鮮だった。
もし音声や音楽が付いていたら、すごい映画になっていただろう。
むかしから思っているんだが、栗島すみちゃんは、いまの感覚からすると、決して美人とはいえない。
しかし、当時は大スターだったわけで、往時の女性観みたいなものが、とてもおおらかで、健康的だったような気がする。
ここ数年、元日は早稲田松竹だが、これと#2『伊豆の踊子』を観て、外に出たら、地震で世の中は一変していた。