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夜ごとの夢のかのレビュー・感想・評価

夜ごとの夢(1933年製作の映画)
3.6
成瀬のサイレント作品。冒頭に水夫、それから酒場などが出てくるのだが、欧米の映画の影響を感じる。水夫はボーダーの洋服で、酒場も洋風だ。

成瀬得意のクズ男映画を初期からやっている。男は悪い男ではないが、甲斐性がなく、仕事をもらえない。女はたくましく酒場の嬢として働く。

こどものおみや(お土産)買ってきてよーという圧力が強い笑。それを買えてあげない母のプレッシャーもすごい。

中間字幕が動くのが面白い。
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