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やっぱりバカだね
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川北ゆめき監督の実体験に基づく物語。
主人公に完全に共感できるわけではないけど
どこか胸に残り続ける。時間が経つほどに沁みてくる系。
程度の差こそあれ、取り返しがつかないほど誰かを傷つけてしまったり怒られたりしながら、そうして「後悔先に立たず」ってことわざを身をもって理解して、ようやく少しずつ他人の気持ちを考えられる大人になっていくんだよね…うわあぁぁ🤦♂️この傷みは身に覚えがある。
何も持たないのに斜に構えプライドはあって、人を見下したような物言いをしてしまう若き日も思い当たらないわけではない。
バカばっかりしていた過去の日常を描けている様子(飲食店で周りのお客さんが嫌な顔しているのがリアル😂)からも、今では自分に何が足りなかったのか客観視も出来ているのでしょう。
頭からっぽに見える"ぼく"を演じた青木 柚くんの演技力がまたもや素晴らしい。
先生役のオラキオさんも演技上手かったね〜。
あと宮﨑優さん演じた"くろけいちゃん"の方言好き。
あと大槻美奈さんの歌う『道標』が頭から離れない。
軽やかで切なくて、頭に残る良い曲。
大学時代、みんなの人気者だった先輩と夜遅く一緒に帰ったささやかな記憶を思い出した。
いまも元気にしてるかな。