息子のために夜の仕事をする母。ある日、3年前に別れた元夫が現れ…
「弱虫!」「意気地なし!」サイレント映画ならではの表現法に胸打たれる。
貧乏ながらも、坊やには玩具等飽きさす事なく買い与えている…
視線を投げかけると相手が視線を外す、というのが繰り返される。男が「死ぬ気で働いて見せるよ」と言って二人の視線が固く結ばれたのにも関わらず、栗島すみ子が視線をそらしたことがもたらす予感
成瀬と川のモ…
強い女と弱い男。異様なトラヴェリングと極端なクロース・アップの連続が、人間の最も触れてはいけない内面の起伏を容赦なく捉え続ける。そしてクロース・アップの対立が、2人の間に横たわる断絶をより強調する。…
>>続きを読むオモチャの自動車からの繋ぎ、ズームアップなど、テクニカルな手法が盛りだくさんで、成瀬巳喜男らしい。
ただ、ごめんなさい、字幕の切り替わりが早いし、旧仮名遣い・旧漢字遣いなのと、そもそも読みづらい字体…
〖1930年代映画:サイレント映画:人間ドラマ:松竹〗
1933年製作で、世界的な不況時代を背景に、社会の底辺で生きる家族を描いた人間ドラマらしい⁉️
夫が…役立たず過ぎる作品でした😱
2023年…
夥しい数のトラックアップや、鏡のショット、マッチカット、横移動の反復、天井からの俯瞰ショットなどとにかく技巧的で成瀬も若々しい。
終盤の栗島すみ子と斎藤達雄のやり取りなんてもうゲアトルーズかよって感…
妻と夫の距離は縮まらず視線の非交差によって強調され続け、ラストにさえ遠くからの見ることしかできない。物語の展開に即した同じポジションからの窓枠からカットの対対比がいい。2人の子供への視線のみ2人が一…
>>続きを読む初めてのサイレント成瀬
初期作ながらエッセンスがすでにいくつか詰まっている
貧困に喘ぐ市井の人々、女性の生き方
確かなショットのセンスとリズムのいい編集はこの頃からある程度確立されている
後期では見…
実際に二人には遠近感がありながらも、相対する人物がフレーム内で向き合っている(ように見える)画角は成瀬の得意とする画面構成であり、その中で人物の機微に合わせてフォーカスが切られていく。
栗島すみ子…