夜ごとの夢に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『夜ごとの夢』に投稿された感想・評価

斎藤達雄のダメ男っぷりがめちゃめちゃ成瀬。栗島すみ子とのペアで淑女は何を忘れたか?を想起するが、斎藤達雄一人とっても小津と成瀬は全く違うのだなと唸らされる
hoonoo

hoonooの感想・評価

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今まで見た成瀬の中で一番暗い。ラストシーンは「乱れる」に継承されている。貧乏を笑い飛ばす成瀬の作風はまだできていない…?ネオレアリスモに近い貧乏の捉え方。穴あき靴下は成瀬のお気に入りか。
ひる

ひるの感想・評価

4.0
トラックショットの運動と反復があまりにも強気でスタイリッシュ。なよっとした夫に気の強い妻という成瀬の早すぎたジェンダー観。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

成瀬巳喜男監督のサイレント映画。
原案は後年の小津作品の脚本家=野田高梧。
なかなかドラマティックな映画だった。
また、栗島すみ子が非常に綺麗。

物語は、ある女は幼い息子を育てているが、そこに逃げ…

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Taul

Taulの感想・評価

4.0
『夜ごとの夢』(1933)成瀬巳喜男のサイレント時代の傑作で母子の貧乏苦労もの。成瀬映画の型や作風ができつつあるのを感じる。その中でも目立つトラックバックが時代を感じる。

2012年5月鑑賞
koki

kokiの感想・評価

3.4

交互に観てると(女性映画であり特にヨーロッパで評価されているという共通点がある)、溝口がノワール調なのに対して成瀬の作品はより人々の日常の暮らしが垣間見える感じがする。(ここまでの印象)

相変わら…

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muscle

muscleの感想・評価

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画質がシューゲイザー。『その夜の妻』すぎる。ほんとうの押井守感ある野良犬が画面奥を事故的に横切る。交通事故のところ、ほとんどエイゼンシュテインの『十月』。酒場の往復とか、運動の反復を徹底していて(脚…

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atsuki

atsukiの感想・評価

3.5

トラック・アップ(と1つのトラック・バック)の多用。表情に重みをあたえている。それは字幕にまで寄っていく。だからこそ「弱虫!」「意気地なし!」etc…がはえばえしい。脚のショットが貧富の差やノワール…

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か

かの感想・評価

3.6

成瀬のサイレント作品。冒頭に水夫、それから酒場などが出てくるのだが、欧米の映画の影響を感じる。水夫はボーダーの洋服で、酒場も洋風だ。

成瀬得意のクズ男映画を初期からやっている。男は悪い男ではないが…

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栗島すみ子がなんだかエロい

成瀬巳喜男って戦前戦後を通して同じタイプの映画を作ってたんだなー。変わったのは世間の方

サイレント映画は出演俳優のその後の仕事を観ると台詞も上手いのが分かってしまうの…

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