石工

カリガリ博士の石工のレビュー・感想・評価

カリガリ博士(1920年製作の映画)
4.0
脚本と舞台装置が相まって夢を見ているかのような気分になった。第一次世界大戦後の世界(ドイツ)の不安や淀みがうまく表れていた。ただ、字幕説明と同じテンションで奏でられる音楽が作品の雰囲気を阻害している感は否めない。サイレント映画の最高地点であると同時にその限界も見せた一作。
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