学生時代に衣笠監督の『狂つた一頁』がすごく好きで、その繋がりで知っていたけど、数年寝かせてようやく観ることができた。
改めて、映画ってどんどんテンポを早くして進化してきたんだな、としみじみしてしまうほど展開が遅い。
とはいえ、今観ても面白いから凄い。サイレント映画かつ、無声だからこそ生まれた作品。たとえ、ラストを知っていたとしても楽しめるんじゃないか。
家にあるドイツ表現主義の本、読み直そう。
そういえば昔近くに「カリカリ博士」という店名のたこ焼き屋さんが出来て、クスッと思っていたけど、気づいたら閉店していた。やっぱり皆怖くて買えなかったのかな。