"失われていくばかりのこの世界で色褪せることなく残るものがある"
事故にあってから、寝て起きたら記憶が失われる真織。
友達を守るために真織に嘘の告白をしたことで、恋人のフリをすることになった透。
朝起きたら記憶を失っていて絶望的な気持ちになるのを、寝る前に書いた日記を見て記憶を繋いでいく真織。
記憶を失っていると知ってからも、真織の日々を楽しいものにしたいとする透が誠実で素敵だし、二人の空気感もよかったので、後半の畳み掛けは辛くて耐えられなかった。
親友の泉ちゃんも良かったし、メインキャストに焦点を絞ってたのも良かった。
あと、三木孝浩監督作品の光の加減が相変わらず好き。
