なかなか良かった！
コラのソフィア・ブテラが絶妙だった。このチョイスは大正解だったと思う。
いわゆる最強女戦士主人公大好きだし。
アクションバリバリだし、陰や繊細さも兼ね備えてて良かった。
序盤こそスターウォーズみがあったけど、特に美術、メイク、特殊メイクのデザインが良くてスターウォーズに被らない努力を感じたし、これだけSF映画に溢れた世の中でビジュアル的に新鮮さが感じられたのは良かった。CGがしょぼかったのは残念だけど。
さりげにドラァグクイーンとドラァグキングのような人がチラっと写ったりクィア的サービスシーンも。
話の積み上げ方も分かりやすく、王道的な悪に立ち向かう仲間集めの物語でレジスタンス(反体制)の側に立ち、現代の体制批判に通じるようなメッセージも感じた。
アクションとストーリーの緩急バランスも丁度良くて飽きなかった。
悪役がみんな本気で不快で悪いやつばっかなのでバリバリ倒してくれてスッキリ。
娯楽SF大作としてはかなり良くまとまってたのでは。
後半から加入したキャラたちは掘り下げが少なかったけど、続編がもう決まってるのでその辺も掘り下げてくれるんじゃないかと期待。
