Netflix製作でザックスナイダーによる一大SF叙事詩。
スターウォーズを意識してる作りは色々あれどこれもかなりの影響下にありどうしても似たような展開だなぁと思いながら観るのはモヤモヤする。
帝国軍をオマージュした強大な敵とごく少数の反乱軍の戦いが壮大なスケールなのに戦いが非常にミニマム!
派手にドンパチしてるのに半径100メートル位の規模ってどういうつもり?
それでも面白ければいいのだが話が重くてエンタメ要素が圧政に苦しむ民衆しかないとはドS向けのエンタメか?
加えてSFマインドをくすぐる要素がほぼ皆無。それに宇宙船をはじめとするメカ郡や惑星の都市デザイン、街並み、酒場等が2000年代初頭のプレステのゲームレベルに古い。モデリングがしっかりしてる分、非常に勿体無い。
演者も悪くないが良くもない。
監督得意のスローや宗教的な荘厳なスコアが今回は空回りしてるように思えた。
スターウォーズは隠し砦の三悪人オマージュのところ今作は同じく黒澤明の傑作、七人の侍の人集めに2時間かけた非常に間延びした作品に思えた。
既に続編が発表されてるが果たして…