りょうすけ

NOPE/ノープのりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

邦題:NOPE/ノープ
原題:NOPE
制作年:2022年
監督:ジョーダン・ピール
キャスト:ダニエル・カルーヤ、キキ・パーマー、スティーヴン・ユアン
上映時間:131分
鑑賞方法:
2022年
8/26 グランドシネマサンシャイン シアター12 IMAXレーザーGT(フルサイズ) G-15(プレミアムクラス)
8/29 MOVIX宇都宮 スクリーン2 F-10 272本目
メモ:
2023年
1/20 グランドシネマサンシャイン シアター12 IMAXレーザーGT(フルサイズ) G-17(プレミアムクラス)
gdcsのIMAXで鑑賞。まず初めに、、、片道3時間(僕は3時間半)以内で行けるなら絶対、池袋かエキスポシティで観た方がいい。ジョーダン・ピールは絶対にIMAXのフルサイズで鑑賞することを前提条件に捉えていると思う。それ以外のフォーマットでの鑑賞はストーリーには問題ないものの、映画体験上マイナス点があると思う。

(以下、考察)

チンパンジーによる撲殺をスティーヴン・ユアンが目撃したシーンが所々に組み込まれているのは彼が未知との遭遇に惹かれた(だからUFOショーを開催)理由付けとして?よくよく考えると「E.T.」のオマージュかも…

ジョーダン・ピールとキキ・パーマーの兄弟間に温度差があるのは父親の死が原因?(元々愉快だった的なことを言ってた)

スティーヴン・ユアンの元妻はチンパンジーに顔を叩かれ変形してしまった女性だと思うけど、それを入れた理由は?

ジョーダン・ピールの事だから黒人差別を比喩的に入れてると思うんだけど、いまいちどこだかわからなかった。あるとすれば『見なければ喰われることはない』ってとこかな?強者(白人)と目を合わせただけで殺される可能性のメタファーか?

スティーヴン・ユアンが幼少期にチンパンジーに殺されなかったのは『アジア人がイエローモンキーで似てたから』という理由しか思い浮かばなかった。

「AKIRA」オマージュのシーンがあるのには笑った。実写であのシーンが使われるのは久々に見たかもしれない。

この映画のテーマが『扱われる側だった動物からの反逆』という意見を見つけて思ったのが『ユアンがチンパンジーにやられなかった理由』はアジア人ゆえに白人とは違う『扱われる』側にいたからではないかと…

(追記)1/20
2回目は通常版で彼女とのデートの時に鑑賞。約半年後、gdcsのIMAXレーザーGT フルサイズで再鑑賞。これが「NOPE」の最高形態というより通常形態だなと思った。
 
通常版だと気づかないところに気付けるのがフルサイズ版の特権であるが、もはやそれも映画として必要な部分になってしまっているので、本物の「NOPE」は池袋と大阪でしか観られないと言っても過言ではない。

ラスト2、30分くらいのフルサイズシーンがあまりにも凄すぎた。
りょうすけ

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