NOPE／ノープのあのネタバレレビュー・内容・結末

冒頭からいい映画臭がすごすぎる。
化け物の造形が未知すぎて怖い。宇宙人とかUMAとか結局人間が想像しやすく、わかりやすく目とか口とかあるけどそういうのが全くなくて怖い。感じたことの無い怖さでビビってた。特に口？みたいな所で紐みたいな旗みたいなのがパタパタしてるシーン。意味わかんない怖すぎ。
化け物が家の上に来て血とかダラダラ出るシーンも、見たことの無い構図で見た事ない怖さで怖かったしドキドキした。
なんていうか全体的に怖かった、というよりは「なにこれなにこれなにこれ！？」っていう感じの興奮。
最初のお父さんと主人公の会話、「いい演技をしたら続編に出れる」みたいなの言ってたの、今作の主人公がゲットアウトの人と同じなのとなにか関係してるのかな、など。
「Nope」って主人公がセリフに出す度に興奮した。これがNope！！！ってなった。
キャラクターが少なくて分かりやすくて良い。
お父さんが死ぬ前言ってた馬の名前順に話が構成されてたんかな。


よく考えたら出てきた登場人物はみんな誰かに「見られたい」願望を持ってる人達だった。主人公兄妹はもちろん、エンジェルも彼女に捨てられたばかりで彼女に未練タラタラぽかった。「見られたい」願望を持ってる人達と目が合うと襲ってくる「見てはいけない」化け物の対比が面白い。