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NOPE/ノープのkonishikeのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ずっと楽しみにしていた NOPE、しっかりIMAXで観てきたよ!イェ〜イ的テンションの雑感として。

ダニエル・カルーヤがまた主演として登場しててすごくよかった…寡黙な演技も上手いんですね…あとキキ・パーマー、めちゃめちゃ素敵だった…2人のスピード連続ハイタッチで和んだ

メインジャンルとして分けるならサスペンスホラーなんだろうけど、映画業界の格差、人種差別、動物愛護、家族・仲間愛、肉体が持つ生殖機能への不快感、みたいないろいろ細かく入っているように思えてなんと表せばよいか…言語化するのが難しい作品だなと

ゲットアウトとアスは、人間が受肉する器にも意味があるし、器にこそ精神が宿るみたいなニュアンスを感じたけど、 NOPEは人間とか種類に関係なく、器に精神が宿ることを感じろ…(ゴーディとかラッキーとかもね)ニュアンスを感じた気がする。さらに次のステップに上がって教えてもらっている感じだなあ

NOPEにあだ名をつけて「Gジャン」と呼んでいたところ、「自身に近しいモノの名前をつけることで、物体自体への認識を薄める→"見えにくく"する」の流れがよかった
得体の知らないモノへの恐怖感、不快感(ゴーディ→人間、ジュープ→ゴーディに抱いていた感情)をUAP使うことでフルに味わされて感動した…


チンパンジーだってNOPEだって人間だって見せ物にされたらブチ切れて当然だし、搾取されたらバチコリブチ切れていこうぜ
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