NOPEのことをスペクタクル小話と呼んでいるのですが、田舎で始まり田舎で終わる、怪異に遭うが大きさ的な規模感はくそでかいのにあくまでそこで終息して物事が終わった感じ、短編オムニバスの中の話をガッツリやっているような感覚だったのでそう呼びたくなってしまう
突然のわかりやすすぎる金田バイク
画や状況のシュールもあり良い意味で裏切られたりもし、作品としてかなり完璧なのかもしれないが 単純にまじで好みじゃなくてこれが好みの映画だったら4.5とかつけてたかも
追記
最近あらゆる作品における勧善懲悪とはについて考えていたときにふと気づいたこと、殺人モンスターに対しては気兼ねなく殺すことができるけどNOPEのアイツは他の動物と同じ、一種の生物という側面が強いので、モンスター狩りというよりも人間の都合による害獣駆除という印象があったかもしれない。エヴァが引き合いに出されたり見たまま天から罰を与えるかのような存在に歯向かうあたり神殺し的な意味合いかとも思ったけど、むしろそれまで神的だとも思われていた現象を神の類ではなく悪だと断定するからこそ退治なのか(英語圏のマジョリティ宗教は一神教だし)
これが日本で作られたらもののけ姫のような帰結になっていたのかなと思ったりもする。もののけ姫、好きだなぁ
