サマータイムブルース

NOPE/ノープのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
3.8
うーん、これは傑作のような気もするけど、駄作のような気もする
いやいや、傑作でも駄作でもないな、中間くらいにしとこうかな(上から目線ですみません)

要するに「未知との遭遇」なお話
今、「未知との遭遇」を撮るとこんな感じになるのかもしれない
ジョーダン・ピール監督の、スピルバーグさんに対するリスペクトみたいなものを感じることができました

すごく気になったのが、猿のゴーディーの誕生日会の逸話
あの殺戮はいったい何だったのか
あの時、ただ一人怪我なく生き延びた少年が、後のジュピターズ・クレイムのジュープであることは分かった
でも、だから何??って感じ
あの立った靴にも意味があるのかしら
その辺、回収されることなく終わったので、もやもやしてます

「私はあなたに汚物をかけ、あなたを辱め、あなたを見世物にする」
というナホム書3章6節の言葉も、はっ?て感じ
聖書に関することは日本人には理解し難いのかもしれない

ここからちょっとネタバレします



結局未確認飛行物体はUFOではなく、悪意ある生命体そのものであったことにびっくり
つまるところ、単なるモンスター映画の域を出てないじゃないですか!!
今までずっとミステリアスな雰囲気で引っ張って来ただけにオチが普通過ぎて残念な気がしました

でも、まあ、ずっと緊張感持続していたし、あの雰囲気好きだし、十分楽しめた、とだけ付け加えておきます