ぱてじ

NOPE/ノープのぱてじのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初めてのグラシネ池袋にて鑑賞。
巨大スクリーンのIMAXにプレミアムシートも初体験だったけど、音と映像のすごいこの映画で初めてが出来て良かった。

ジョーダンピール監督の作品は改めてメタ的要素が多く、初見では全てを理解しきれないだろうとは思っていたけど、やはり後に解説を聴くと難しいなと感じる。
ただ、アスよりも、ゲットアウトよりも好きな作品だった。

ジョーダンピールらしい笑いの要素が私はすごく好き。AKIRAのバイクカットのオマージュシーンや、主人公がラストに砂埃の中馬で駆けつけるシーンはあまりにもカッコ良すぎて笑ってしまった。
他にも細かい笑いのシーンで緩急があったり、カメラマンのおじいが持ってるカメラがIMAXカメラだったり 細かーいけどわかったらクスッと笑えるシーンが良すぎた。
おじいは完全に戦犯だったけど。

映像も音楽もやはり素晴らしい。
ジョーダンピール作品はやはり音楽がいい!
私も大音量でレコードプレイヤーから音をかき鳴らし、酒瓶片手に踊るような夜を過ごしてみたい。

個人的に一番怖かったのは猿のシーン。
血が苦手だからと言うのもあるけど、やはりあの空間にいるような感覚にさせるカメラワークと没入感で思わずスカートの裾を握りしめながら見入ってしまった。

これは映画の感想ではないのだけれどどうしても書きたいので書かせてもらうと、グラシネは本当に素晴らしいシネコンだ。
入るまでもワクワクするし、IMAXは本当に素晴らしい映画体験をすることができた。
またぜひ違う作品でも利用したい。
思い出に残るような映画体験になった。
ぱてじ

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