このレビューはネタバレを含みます
アイデアあふれるわくわくする映画だった。登場人物のキャラクターも現代アメリカっぽさがある並びで、程よく感情移入できるのがいい距離感に感じた。
UFOを動物として扱うというアイデアがこの映画の一番斬新で面白いところだろう。ジュープが動物ショーのようにUFOを扱い、再度その動物に襲われてしまうのは奇抜だけどストーリーとしてはすごくきれいだ。今回は見せ物にする側だったからか助からなかったというところも。ただUFOの形がエヴァンゲリオンの使徒みたいになってしまわずに、そのままだったらもっとよかったと思う。
舞台となる地形が面白い。山に囲まれた盆地一帯がOJ家の土地なのか、広々としていても隔離された箱庭のような空間で、UFOのスケール感もわかりやすく、戦うフィールドとしての舞台効果も抜群だ(空気人形も映える地形)。盆地の裾にあるテーマパークからUFOショーで見上げる奥行き感もすごくよかった。
細かい感想2点、
オプラ・ウィンフリー・ショーって見たことないけど、名前だけでも知っていてよかった。
飲んでいるビールが一番搾りなのがすごく気になった。実際に一番絞りらしい。