公開早々に観にいったもののレビュー出来ないまま数ヶ月も放置してしまった。
「Get Out」「Us」、ジョーダン・ピールの作品は大好物だったので、本作も物凄く楽しみで公開と同時に速攻で観に行ったのだが、思いの外難解で正直なところ一回観ただけでは全然咀嚼できなかったのよね。そのうち配信開始されるのを待って再鑑賞、噛み締めた上で、レビューも上書きできれば…と思っとります。
前二作品ともそうであるように、本作も緻密な伏線、メタ要素を散りばめているであろうことはヒシヒシと感じるものの、前二作のようにラストで明快&なんとも気色悪くも爽快なエンディングで回収してくれているかというと、正直あんまりそうでもないような。ぶっちゃけスッキリはしなかったなぁ…。
あちこちの解説みまくることでジョーダン・ピール作品では毎度お馴染みのテーマである人種差別問題を今回は”映画”の歴史に被せて表現していることはわかったけど、率直にエンタテイメントとしてどうだったか?というと、前二作の痛快さには欠けるような気がしたのよね。
公開当時は解説見聞きした後に劇場再鑑賞するつもりだったんだけど、結局行けずだった。基本的には噛めば噛むほど味わい深いはずの作品だと思ってはいるので、配信開始されたら再鑑賞&レビューもアップデートしたいと思いますー!