OASIS

NOPE/ノープのOASISのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

何かがいるようで本当は何もいないのではないか?
いや、でも絶対何かいるよね?という雰囲気映画かと思ってたら本当にそれがいたというシャマラン的な見せ方。

観測者としては自らが別次元から対象を見下ろすことで優位に立っていると思いたいわけで、その存在を対象から認識されてしまったら面白くはないし、存在を知ってるやつを疎ましく思って消してやりたい、と思うのもわからなくはない。
そんな感じで観測する側とされる側の映画ではあったが、それはマスコミと大衆であったり映画製作者と観客であったり、果てはもっと裏の存在を知られたくないような危ない業界と普通の社会人だったり。
知らないほうが幸せな場合もあるが、それをあえて知ろうとして危険な目にあってる人がいるからこそうちら一般人もフレッシュな情報が入ってくるわけでもあるんだなと考える映画だった。
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