このレビューはネタバレを含みます
LA郊外の牧場にえたいの知れないアレが出現する話。手に汗握って鑑賞。
基本的には、前半ゾワゾワする不穏な雰囲気がつづく感じが、シャマランやアリ・アスター「ミッドサマー」なんかと作風が似ている。モダンホラーというのだろうか。
各種オマージュも散りばめられており、かなり映画リテラシーの高い作家だと思う。シネフィル好み。
後半、寄せ集めチームが力を合わせて困難に立ち向っていく展開は、「ジョーズ」のようでもあり、古典的な西部劇のようでもある。他の作家にはないこの人の個性だと思う。アメリカ映画のよき伝統を感じた。
かんじんのアレのCGが(エヴァの使徒っぽい)やや微妙だったところだけが残念。