キネマ寸評

NOPE/ノープのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
4.0
ジョーダン・ピール初でした。

こんなに画力あるとは。
そういえばゲットアウトやusのスチルもインパクトあったよな。
シーンでどんな画を撮るかのセンスがずば抜けていい。
夕方の自宅とか、室内のレイアウト、牧場。
未確認のお姿。中の描写も良かった。

未確認の件はお楽しみ。
ただ、あんな造形デザインした人すげーとしか言えない。

シンプル。
デザインは引き算だなぁ、と改めて思う。
ごちゃごちゃ言わない。状況だけ見せる。
絵も。

キャラ立ちがいい。
出るキャラがいちいち個性がある。
兄妹もいいのだが、ストーカーまがいな憎めない電気屋の店員、伝説のドキュメンタリーカメラマン。よくこんな登場人物思いつくな。

こういう釣りムービー撮れる人、ほんとに今っぽいと思う。
釣っといて家族とか牧場の仕事やブラックの現実とか見せられた。

牧場の夜侵入のシーンがあれも釣りだけど1番面白かったかも笑
ああいうほんの少しを積んでいくセンス。
チンパンジーの話もそう。

ピールの他の作品も観たいと思った。

家族は良いよな。
お父さん、お母さん、兄弟大事にね。
きっとオプラにも会えたと思う。
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