CANACO

NOPE/ノープのCANACOのレビュー・感想・評価

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
3.5
ジョーダン・ピール監督・脚本作品3作目。話そのものがかなりゆっくり進むのと、主人公の男性が無口な陰キャなので、テンポはよくない。妹が陽キャじゃなかったら途中寝てたかもしれない。

とはいえテーマが面白く、後半の「くるぞくるぞくるぞくるぞ……キター!(うわあ……)」感はなかなか。スプラッターやジャンプスケアがあまり得意でない自分はありだった。

ざっくりいえば馬とUFOとチンパンジーの物語。「なんでも手懐けられると思ったら大間違いだぞ、人間よ」という話だと思う。エンターテイメント(見せ物)業界全体を皮肉った作品であるとも受け取れる。

完全に兄を食ってる陽キャの妹が華があって魅力的。ジョーダン・ピール自身がコメディアンなので(だったので?)、軽快なトークは得意なのかもしれない。

※コメント欄にネタバレ込みのあらすじ&感想あります。
CANACO

CANACO