【UAPって言うんだ。】
未確認飛行物体が次第に姿を表していく本作。淡々と進む物語の中で、ハリウッド映画への教訓として描かれた展開が映画好きの方には胸をくすぐったのではないだろうか。
どちらかといえば、未確認飛行物体よりも暴走したチンパンジーのエピソードの方がとても怖い。しかし、この一見関係なさそうな物語が、視点を変えるととても似ているシチュエーションだとわかる。
飼いならそうとして喰われるか、共存して飼いならすか。まさにそんな様々な人類への警鐘にも思える作品だ。
ジョーダン・ピール作品にしては、怪物映画を連想させる迫力ある珍しい展開だったが、中盤の家を取り囲まれるシーンはかなりホラーだった。
リアル未知との遭遇、あなたはどう備えますか??