こりゃあ良いもん見せていただきました
冒頭のシーンの不穏さに心を掴まれ後はただただ映画の世界に没頭
自分の感覚、感情にジャストフィットするものがあるという事に感謝
鑑賞中に脳内無言になれる映画が自分にとっての最高の映画
世の中には「難しい事考えず頭空っぽにして見ればいいじゃん」などと言う人がいるらしいがそんなスイッチは無く考えずに済むという境地へはどうしたって特定の映画しか連れて行ってくれない
内容に関して見るものと見られるものの関係がとかメタファーがとか大切かもしれないが鑑賞中はそんなもの微塵もわからなかったし快感に身を委ね永遠に見ていたいと思った
終わってからも頭の中にはウォー！という言葉しかなかった
これは映画を消費してると批判されるような態度なのでしょうか？
だとしたら私は映画を消費する事しか出来ていないので反省したいのですがどうしたらいいのでしょう？
映画技法だとか神話だとかあの映画のオマージュだとか知っていればそれはまた理解が深まるのでしょうがなにせ頭が悪くいい歳なので気合も無く今更神話とか小津安二郎とか勉強する気になれません
それ以外の映画を消費しないですむ道はないのでしょうか？
悔しいです
