【早よ伽椰子と闘え】
ものごっつ評判悪かったので怖いもの見たさで鑑賞。
なかなかの特級呪物が爆誕しましたね、五条悟でも手こずるんじゃないかこれ。
まぁ褒める気もなく見たんですけど褒める所なかったですね。
小芝風花ちゃんが可愛い、以上。
ひとまず惜しい所を。
貞子が呪いを拡げる方法を時代によってアップデートしているのは良かったかなと思います。
『貞子3D』だと家電量販店のTV売り場とかを利用していましたが、今回はSNSを用いてます。
一番手っ取り早いし、何よりリテラシーの低い人間をごきぶりホイホイの要領で呪えるので楽なんでしょうね。
貞子ももう初老くらいでしょうから、なるべく手数少なく呪いたいんだと思います。
というかSNSの存在どこで知ったんやろうか。
自身が利用した事がないものを巧みに利用する貞子の対応力に感銘を受けました。
後は最後までどうやって呪いを克服するのかは読めなかったのでサスペンス的展開はある程度楽しめました。
てっきり科学的に立証して貞子に完勝宣言する映画だと思っていたので、展開にはやや驚きでしたが。
それ以外はもう笑っちゃう展開ばかりでしたね。
王司くんがとにかくうるさいですね。
恐怖で驚かすのではなく、ビックリした時のリアクションの大きさや音で驚かせてくるので不愉快でした。
最初の方はやられちゃったな～くらいで流せたんですけど、それ以降は舌打ち出そうになるというか。
あのキャラづけもよくわからんし、演じている川村さんは大健闘だと思います。よくぞあんなキャラをやりきった。
あとやっぱり最後の展開は今後の貞子シリーズをもダメにする可能性があるのでいただけなかったですね。
あんまり観客をなめるなよ、と言いたくなりますね。
せめて一生ビデオを観続けなければいけないという足枷に対して絶望だったり辟易としているような画作りでラスト締めてほしかった。
何を飯食った後に家族団らんでバラエティ観るみたいなテンションでビデオ観てるねん。
よっぽどじゃない限り観なくていい作品かなと思います。
これ観るくらいなら90分寝た方が有益です。
【その他メモ・独り言】
・ほやぼーやが一番怖い。
・フワちゃんまじいらん。
・キボンヌとか言う人がTwitterを使ってると思ってる感じが時代に取り残された監督なんやなと感じた。
・下手な監督よりフェイクドキュメンタリーQとかの制作陣に映画作らせた方が良質なもん出来るんちゃうか。
