フジタジュンコ

貞子DXのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

貞子DX(2022年製作の映画)
1.6
「貞子」シリーズはこれで最終作にしろ! 対決ホラーなら白石監督で作ったり作らなかったりしろ!!

会話を微妙にハズしていくノリがこの監督の特徴らしいのですが、私には合わなくて、「貞子」だと思わなければそこそこ楽しめる気がするのに、すごく寒々とした気持ちで見ていました。
ヒロインの最大のウリである”IQ200”も、「作り手より頭のよいキャラクターは作れない」の定石通り、明晰さがまったく表現できていないし、引きこもりのネットハッカーや占い王子やうそんこ霊能者というおかしなキャラクターを用意したのなら、コメディならコメディらしく、もうちょっと面白くできたんじゃないでしょうか。残念。こういうのでも「貞子」と名がついているだけに、世界観監修をさせられる鈴木光司さんが気の毒すぎる。印税ちゃんともらってるのか心配になりますよ。

そういえば、結局、静岡のおじさんはなんだったんだろう????