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破戒のkureaのネタバレレビュー・内容・結末

破戒(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

高校の時とかも授業で
部落差別に関する話を
聞く機会があったけど
昔は階級による身分差別があって
だから部落差別が
根強かった時代だったけど
今でもあるところにはあって
完全に抹消された訳じゃないし
そもそも差別って
確かにどの時代でも何らかの形で
存在しているもので
今で言ったら
LGBT、障害、学歴その他もろもろ。
言ってったらキリないけど
今でもなんかしらの社会的な
障壁によって生きづらさを
感じている人たくさんいるよね。
差別って大半の人は下らないし
無くなればいいなとか思ってても
実際自分の置かれる環境で
それが行われてると
世間体とかもあって
逆らえない何かが存在するから
無くすのって難しい。

だから
"部落差別がなくなっても
新しい差別が生まれているかもしれない"
のセリフが現実的で
"愚かではないが弱いから差別する"
っていうのも刺さったな。
弱いから差別って形で
弱者を作って差別したり
そういう弱いものいじめをすることで
強くなった気になる人が出る。
でも本当に弱いのは
そういうことでしか
強みを感じられない人で
それに気づければいいんだけど
なかなか気づけないんだよね、みんな。

だけどあの素敵な先生がいたからこそ
子供たちは大事な学びを
吸収できたんじゃないかな。
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