本作を見ると、これからのももクロがさらに楽しみになるし、ももクロのことをより好きになると思う。
映画というよりテレビ番組の拡大版という印象だけど、ももクロちゃんを2時間堪能できた。
仕事に対してプロフェッショナルに徹する姿も改めて見られてよかった。きっとナチュラルにアイドルで、自然とストイックなんだろうけど。
歌唱や演出がアイドルの枠を超えている、という褒め方はよく聞くけれど、ももクロにおいてはお門違いな評価の仕方であって、ももクロは「アイドルの幅」「アイドルとして出来ること」を拡げ続けてるんだと改めて思う。
その点で、作中のインタビューで玉井さんが語っていた「どのジャンルのお仕事でも舐められないよう能力を磨きたい」という態度は、とても頼もしい。
あーりんはエンターテイナーとしても、浪江女子発組合の総合プロデューサーとしても素晴らしく、視野の広さと思慮深さを見て相変わらず感服した。
メンバー3人に対する敬意も素敵だった。
れにちゃんが一貫して言い続けてくれる「モノノフさん大好き」にはきっと裏表も打算もなく、最年長れにちゃんの朗らかさがももクロをいつでも包み込んでるんだなぁ。
夏菜子ちゃんは誰よりも他人のために生きてくれているのかもしれない。ファンとして心配になってしまうほどだけど、その生き様のおかげで多くの人々が笑顔をもらっていて、夏菜子ちゃんがリーダーで本当によかったなと思う。
将来について彼女たちは色々と悩むだろあけど、メンバー自身が納得して進む道を選択し続けてくれるなら、結果がどうあれファンとしても嬉しいし、応援したい。
