そもそも意味を求めてはいけないのかもしれないけど、有識者の見解と考察がないと、前半の得体の知れない恐怖、特に後半はよくわからない。
別れた旦那から解放されたいが、その怨念のようなものが、彼女に悪夢のような世界を見せているのか。
現実にはありえない悪夢のような描写は、現代のデビットリンチのような感覚を覚えた。
最近、「予告編詐欺」の作品が多いけど、これは違った意味で予告編と乖離があった。
予告編はけっこうソフトめなミステリー・スリラー系で、じわじわ迫る意味不明な恐怖に追い詰められる感じと想像してた。そしたら、割りとハードめだった。
あと、風景、空気感、質感的にヨーロッパかと思ったらアメリカだったとは。