このレビューはネタバレを含みます
視覚的にもメッセージ性的にも、過去に見た映画の中でもトップクラスのグロさと不快感のある映画だけど、最後は謎に救われる感じで、なんかミッドサマー観た時と近い感覚。
男性による女性蔑視というか、男性優位の思考や社会に対するアンチテーゼ的な感じか?顔が同じというのも、「結局男は全員同じ」的な感じなのかな。最後、男が産まれまくる瞬間は途中から主人公が諦めや見放す表情になってるとこや、最後におそらく旦那への後悔?的なものを晴らした後に主人公が救われた表情で爽快。
途中まで自然の中の描写がとてつもなく美しいのと、トンネルで声をこだまにした音が後半とかまでBGMで使われるあたりも、良い意味での気味の悪さと美しさを感じさせて、上手い演出だなと。
もう観なくていいかなとは思いつつも、クオリティの高い映画な気はしました。(理解するのは難しいが…)