夜に働くプロの接客のお姉さんに聞いた話だが、一方的に危ない好意を抱いた客が自分家の周りをウロウロしていたなんて事はざらにあるらしい。
逆の立場で考えると恐怖でしかない。
女性は我ら輩が感じえない女性ならではの恐怖や不快感を日常でひしひし感じているのだ…
そういった女性に対する男性性の有害性をこれでもかという詰合せでお届けする今作
なんですが、
・男たちが同じ顔にも関わらず、ハーパーがその事に気を留める素振りがない事から、男は皆一緒であるという演出が分かりにくい
・日本人にあまり馴染みのない宗教や神話と思われるモチーフ、考察サイトで見な分からんやろそれ的な男や女、性のイメージが至る所に出てくる
・ハーパーの心象表現なのか現実なのか、旦那の死因が本当に自殺なのか等あえて曖昧にしている
という風に散りばめるだけ散りばめたモチーフと曖昧さでこねくり回した表現の男性憎悪の映像化作品。
しかし↑の解答は考察サイトに分かりやすく表現されているので、それを加味してもう一度味わいたいなというのが本音。
終盤のマトリョーシカ出産シーンとか序盤の大自然からのトンネルの声反響シーンとか。
