このレビューはネタバレを含みます
割と初見は、クライマックスのキモマトリョーシカが衝撃すぎて、考察も何もなく、呆然と終わった感じでした。
もちろん、男性陣の女性に対する上から目線というか、女性蔑視的な態度（村って感じですね！）がテーマの一部というのはわかりましたが、なかなか難しいですね！
何故同じ顔に見えているのか？
女性の側からみた男性の『誰しも』が持っている差別意識の現れなのか？
グロマトリョーシカを冷ややかにみるハーパー（主人公）は、男性のあけすけな自論や性差別意識や、加害者のくせに被害者ぶる心根に対して、冷めている…とか？
マトリョーシカは、連綿と続く加害的な男性らしさの象徴か…？
解説やパンフレットを読めば、もっと色々出てきそうですが、そのまま受け取った感じだと、上記のような感想です。
まだまだ、男性優位社会というのは、女性にとっても、そして男性にとっても苦しい現実として存在してるんだと思います
