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MEN 同じ顔の男たちのRemのネタバレレビュー・内容・結末

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

他にない作品だと感じた。
林檎、タンポポ、アガメムノンのメッセージ性や世界観から神話性をすごく感じた。
淡々とした演出による不気味さと、後半の奇妙×不気味さの破壊力がとてもよかった。建物や内装、外観からのタイムスリップしたかのような停滞した世界観がすごく不気味さを強調してて面白い。

性を強調させる内容の強い作品であり、主人公の男に対する視点、MEN🟰❔言う固定概念を考えるのが面白い作品だと思う。
愛を与えられず、それは私のせいでは無いと葛藤する彼女。男は性を求めるものと考えを終え離婚までいたってしまったのか、
ラストの生の循環を描写するシーンでは何もリアクションをせず淡々と見つめるのはやはり、興味が無い、その行為自体に魅力を感じないからなのか、
考えを深めれば深めるほど面白い。

ラストの笑顔、私は迎えに来たのは恋人なのか?と仮定してしまった。
引っかかるのが、協会のシーンでロンドンで罵倒には慣れていると言っていた。これはそういう意味なのか?と繋げてしまった。

背景を知るとしっかり裏付けできて良いのだろうな
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