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リボルバー・リリーのrecoのレビュー・感想・評価

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)
4.3
面白い映画度★★★★☆
笑える映画度★☆☆☆☆
深い映画度 ★★★★☆
泣ける映画度★★☆☆☆
良い映画度 ★★★★☆

綾瀬はるかさんの魅力満載な映画。

断言出来るのは、綾瀬はるかさんが好きな方ならほぼ100点満点で楽しめる映画だと思います!
大ファンではない私ですら、スクリーンに映し出される綾瀬はるかさんの姿に終始魅力されてしまいました。
設定も凄く作り込まれていたし、製作費をかけたセットなども凄く良かったのになんかしっくり来なかったのはタイトルが良くなかったからかな?
勝手に舞台が香港とかの海外だからリボルバーリーリーと言う名前なんだと思い込んでしまっていた為、埼玉や上野辺りが舞台の戦前の日本だとタイトルがなんか合ってない気がしてしまいました。
そんなタイトルの事はさておき、個人的に楽しめた映画です。
本当に昭和初期の東京で撮影してるのでは無いかと思うくらいセットがしっかり作られていて、特に玉の井の遊郭のシーンは観てるだけでタイムスリップした様な気持ちになれました。またこの時代にも綾瀬さんが何回も着替えるドレスとマッチしていて、それを観てるだけでも楽しめました!
まぁあの銃撃戦は有り得ないですが、見応え充分です!
ストーリーもアクション映画と呼んではいけない位、反戦に対するメッセージや情報の大切さ、青年が持つ秘密の推理要素。はたまた政府、海軍、陸軍、ヤクザなどの思惑による駆け引きなどもあり、なかなか重厚な仕上がりです。
ただ逆に説明が足りなく不親切な部分も多いのでついていけない人も多かったとも思います。
そして本当かどうか分かりませんが山本五十六さんのif設定はツボでした!
なかなか良い見解かと思います。

最後に自分が気になった点としては
主人公達が無敵すぎる。
陸軍側の人の演技がくどい。
清水尋也さんの演ずる人物が物語の端折りすぎ。
以上です。
この映画をより楽しむ為に、事前に太平洋戦争の経緯などを知っておくと良いと思います!
上映が8.11だった事に納得出来ました!
reco

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