有村ドーム

リボルバー・リリーの有村ドームのネタバレレビュー・内容・結末

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。

ゲームのような映画。
謎の少年の援護、同志との対立(後のライバルに)、仲間との共闘。

冒頭の仕立てシーンを最終決戦前に持ってくる演出は好き。

大正時代という恐らく男尊女卑が根強かった時代に、女主人公の百合を含め、女性の活躍が強く描かれていたと思う。

痛みを取る幽霊?のようなお婆さんは最後まで謎だったが、あのシーンはいるのか…?
もしかしたら原作では重要人物なのかもしれないが…

海軍へ向かう最終決戦前に、仕立ててもらった服を着て向かう。
しかもそれが白の服、案の定、赤い血で染まる。
対比の演出は良い。

ラストの鈴木亮平の豪華サプライズおまけ出演も含め、キャスティングが豪華すぎると感じた。

個人的にはいつもの邦画クオリティなことはなく、Netflix映画くらいのクオリティの高さはあったと思う。

日本が舞台、背景CGを除くアクションCGを多用せずに肉弾戦を描くことで洋画と比較した邦画の迫力負けを存分にカバーしていたと思う。(海でのシーン、薬品を投げて爆発させるシーンは少しCG感が強く感じたが、それ以外は自然だった。)
有村ドーム

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