カーターのバートローのレビュー・感想・評価

『殺人の告白』『悪女』のチョン・ビョンギル監督が生み出した凄い変な映画。擬似ワンカット風の力技編集に『ザ・レイド』や『ハードコア』のような皆殺し人体破壊の大盤振る舞い。TPS的な映像にドローンも駆使したチャレンジングな撮影の連べ打ち。観客に見せたい物が明確になってるところが良いところで、最初のvsヤクザの大立ち回りでお腹いっぱいになるぐらい。編集の粗さはどうでも良くて、ともかくストーリーはもっとシンプルにしてアクションに集中させる作りの方が良かったと思う。