このレビューはネタバレを含みます
パーソナルスペースが無くなる。
安全圏がなくなる。
自然の雄大さに対して人ちっぽけさを感じた。
自然のサイクルの中に人間は生きているのに、戦争の虚しさや憤りを感じた。
敵対国として相手を捉えるのでなく、1人の人として相手を考えられなくなる怖さ。
戦争は複雑さが無くなり、単純な方が強くなってしまうのかなと思った。
主義主張の前に生活がある。
冒頭の壁紙の風景からの部屋に穴が空いて見えた本物の自然の風景が美しいと思った。
旦那と妻の弟が言い合っている時に妻がお湯をかけて、2人に掃除をさせるのがとても大切な場面だと思った。
うまく言葉にできないけど。