埃まみれのソファー、、沈黙の向日葵畑、、バケツたっぷりの牛乳、、裂けるビニールシート、、、
ロシアの国境に隣接するウクライナの田舎町の日常が、きな臭過ぎる絶望感、閉鎖感に支配されて行く、、 非常な現実を抑制され洗練された映像で描き切ります。
長回し撮影、ゆっくりとしたテンポに観客は目と心を任せ想像する必要があるアート系作品です。
ラスト15分の凝視するしかない衝撃展開に言葉を失う私、、。
出産というリアルの前では戦争なんて不条理でクソでしかない現実。
凄まじき映画芸術は静かな暗闇の中、大きな画面で体験すべきと思います。
妄想追伸
黒澤明監督が健在で女性だったら本作品のような映画像を撮影するのではと夢想。。乱、影武者、どですかでん、夢、8月の狂詩曲を思い出す。
（yahoo映画同時投稿）
