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Ascension(原題)
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『Ascension(原題)』に投稿された感想・評価

"働きなさい!ペチャクチャ喋ってる時間はない!"

【OUTLINE】
 色々な工場、美容系動画配信者、警察学校など、中国の現代を映す "働く人々" の姿を切り取ったドキュメンタリー。

【感想】

 "ただ人がお仕事しているだけ" のシーンが多いのに、その撮り方や編集が見事に "映画" にしている。そんな、元になっている題材からドキュメンタリー映画への昇華度がびっくりするほど高くて、これは確かにアカデミーでノミネートされるのも分かる、と思ってしまった。

 自分のスパルタ指導をインスタ投稿している鬼教官(?)に現代を見た。笑

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観た回数:1回
直近の鑑賞:海外版(22.03.26)
どど丼

どど丼の感想・評価

3.5
今年のアカデミー賞ノミネート長編作品全38本、観終えました……!今年も最高でしたありがとう映画たち。。

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【2022年度アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
超加速度的な経済発展を遂げながらも深刻な経済格差に苛まれる中国のイマを切り取ったダイジェスト映像集。

ここ最近の中国の市井の生活や仕事を知らない人には面白いかも(特に作品のメインターゲットの欧米圏の人々には)。画一的な企業、己を磨き上げる人々、西欧様式への適応を試みる富裕層など、中国の人や組織が驚くほど多角的に描かれるんだけど、一貫して感じるのは欧米的な観点で見るとどこか歪んで見えること。IT大国に上り詰めた中国も、こうして見るとやっぱりまだ先進国とは言えないよなぁ…と思う。内容はちょっと薄いけど、中国を覗き見する感じで面白かった。この現状のままだと、「チャイニーズドリーム」には天井があるんだろうな……。

個人的には超大規模なパリピイベントとラブドール工場のシーンが面白かった。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0
【富を求め物量の海へ漂流する】
CPH:DOXで『Ascension』を観た。本作は第94回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされている。中国社会の産業観察ドキュメンタリーということで観たのだが、強烈な作品であった。

「努力すれば夢は叶う。」街にはスローガンが掲げられている。歩きスマホを巨大ディスプレイに映し出す、通りでは、日雇い労働者がその日の仕事を探す。工場では、淡々とキャップを作ったり、布に穴を開けたり、ペットボトルに貼られたラベルの中で欠陥品を抽出する作業が行われている。生産性を上げるために、スマホで音楽や動画を聴いたり、観たりしながら労働する。ホテルでは、スタッフがタオルで鳥を作る。研修と思しき会場では、英語でのもてなし方をスーツに着られている者たちが学ぶ。

娯楽施設はどうだろうか?プールが映し出される。サマーランドもびっくりな、人人人がひしめきあい、ライブを聴いたり、浮き輪がぶつかり合ったりしている。社会の歯車として、人間が活動し、急速に発展していく中国の縮図を淡々と映し出される。これを観ると、日本はすっかり勢いがなくなった国であり、いかに後進国かがよく分かる。とは言え、大量生産大量消費の物量に飲まれ、人生を活かされているこのディストピア像に目眩がした。

圧倒的人間観察。これは劇場、大スクリーンで観たかったなと思った。

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