うわこれFilmarksでの評価きついな…..と思った理由がわかった。
少なくとも私は語り手でキットハリントンの演技がぶつ切りされた印象。しかもちょっと語り手の人がポップすぎてテイスト違うんじゃない?と感じた。
ところどころ語り手さんが言う「想像力を働かせて〜」とか「この小さい舞台に戦争を〜」のセリフに首捻ってた。いつも想像力を働かせて舞台観てますけど…..?
キットハリントンの演技はめちゃくちゃ良かったんだけど、その仲間たちの描き方が中途半端に感じた。だから始終キットハリントンだけ浮いてるように見えてしまった。浮かせてるならヘンリー5世の才能とかも相まってるのかもしれないけど、私にはそれは感じられなかった。
確かに今のウクライナ情勢に似ているところはあるんだけど、個人的にはロシア側にしか見えない。
キットハリントンは人のトップに立つに相応しい役が似合っている。彼の演説のシーンで泣いてしまったけど、それは同時にカリスマ性に騙されているようで恐ろしくもあった。
領土と地位を確実にするための求婚のシーンも唐突で笑ってしまったんだけど、唯一そこが近代的な映像作品として身近に感じた場面だった。
この作品、ポスターと宣伝のカットが非常に良くて、そこがピークなんじゃないかって思うくらいだった。きっと私はハリントンの目線の合わせ方が好きなんだな。
途中イギリス舞台追うにはフランス語も必修なのか!!??と驚いたけど端っこに訳出てましたね、ほっとした。