自分的には結構良かったんで、低いレビューが多くてちょっと意外。
車のフロントガラスに吊る下げたロザリオのクローズアップが何回かあったり、サラの部屋の壁になんか不自然に飾られたぬいぐるみの数が7個だったり(キリスト教の7つの大罪？)、男が足を引きずってたり(キリストは十字架にされたとき足に釘打たれるから？) などなど明らかに宗教臭ぷんぷん。リベンジとかスプラッターとか宣伝してるけど、これキリスト教的赦しの変化球創作映画なんじゃないかと思った。
その中で、男が色々と謎と言えば謎なんだけど、男との一連のやり取り、関係性なんかは、サラの赦しと自己確立に至るまでの、心の呵責を表現したものではないかな、と。
実際、サラはからかわれて死ぬほどムカつく女らを殺さなかったわけだし。最後までぎゃーぎゃーうるさくて、自分的には殺してスッキリしたい気持ちもあったけと、そうきたかーと。
ペールピンクにサラのビキニ姿のパンフレットを部屋に飾りたくて買ってしまった。
読んでびっくりしたのが、ハイティーンを演じていた彼女が、撮影当時で35歳とかだったこと。全然違和感なかった。すごい。
あの母親はマジ無理。かわいそう。
