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PIGGY ピギーのaiのレビュー・感想・評価

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)
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2023年、272本目。

分厚い肉襦袢を纏うサラは自分を虐める少女が怪しい車に連れ去られるのを目撃する。
さて、どうするかという話。

まずサラのビジュアルが満点。ポスターのインパクトでめちゃくちゃに惹かれた。
履いてる靴がピンクのスニーカーだったり、子豚と罵られる肉屋の娘という設定も良い。
水着姿で惜しげもなく肉を揺らす姿はもはや芸術的だった。
プールに沈められるシーンや教科書に血が飛んでいるカット、感情が爆発して食べ物を漁る姿、どれも良い。母親との歪な関係のじっとりした雰囲気も絶妙で期待が膨らんでしまったが、終盤にかけて肩透かしをくらった。
テーマが良いだけに尻すぼみの内容が残念。
せめてサラの心理描写をもっと掘り下げてくれないと物足りない。

「悪魔のいけにえ」を彷彿とさせるラストカットは美しかったけど、バイクに乗っけてもらう意図はよくわからず。
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