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ガール・ピクチャーのmskのレビュー・感想・評価

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)
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ロンコの恋愛(?)とセックスに対する試行錯誤、見ていてつらくもなって、恥ずかしくもなって、愛しかった。いつか自分にも普通に好きな人ができて、触れ合うことになるんだと当然のように思い込まされる社会に生きてる。なにかがおかしいなと違和感を感じながら、次第に「本当にわたしはこれがしたいのか?」って考えはじめた時期を思い出した。恋愛もセックスもしたいかわからない、とはっきり言葉にしたロンコに泣いた。したくてもしたくなくてもわからなくてもいつかしたくなってもいいんだよ。ミンミのなにかをぶち壊したくなる気持ちもよくわかった、パーティしたりジンソーダを飲んだり踊ったりドライブしててもまだティーンなんだよな。ミンミの母親のことはずっと頭の片隅にひっかかっている。
みんなの装いがかわいい。ミンミの黒いジャケットかわいい。

クィア映画祭にて。クィア映画とはなんなのか?というアフタートークも含めていい時間だった。
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