けん

アイ・アム まきもとのけんのレビュー・感想・評価

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)
3.3
監督 水田伸生(謝罪の王様)

素晴らしいラストシーンに向けて、孤独死をテーマに、コミカルに話が進んでいくんだ。

途中、何回か差し込まれる庄内平野の田園風景は、パッと心を掴んでくるくらい美しい絵。

孤独死って一見、寂しい物悲しいイメージがあるけど、だれにでもあり得ることだ。

ただ、たくさんの人に看取られて死ぬ人生が、孤独死より幸せな訳じゃない。

死ぬ時は1人でも、いろんな人に死後感謝される人生が、素晴らしい人生なんだって、この作品を観て思ったよ。
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