ふみ

月の満ち欠けのふみのネタバレレビュー・内容・結末

月の満ち欠け(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

5作目は夫チョイス。メディア作品の好みにおいて、私たちは割と正反対だと思うので、常に自分では触れない世界をみせてもらえる(みさされているとは言ってませんからね!
「黄泉がえり」を観たり読んだりした時のような… なんだろう、不思議なことというものは実は度々起こるものなんだ、見えてないだけで。というラベルのついた大きなマシュマロのようなものを飲み込んだ感覚。ふわふわする。
ブリッジ(で使い方合っているのか?)のように挿しこまれている月が印象的。もう一度観たら「今は上弦だから…」とか「皆既月食だからこういう暗示では!?」と邪推してしまいそうな考察脳。そのせいで自ら振り回されにいってしまったけど、振り返ってみるとシンプルな構造だったように思う。
ただただ生きて、瞬間を大事に大事に生き直す瑠璃、柔軟で強いるいと、既に粉々で脆い自分の心を守るために頑なであろうと必死な堅。張り詰めた感情を解かれた時の洋ちゃんよかったな〜
私自身は生まれ変わり願望が全くと言っていいほどないのだけれど、もしかしたらそれはとても幸せなことなのかもしれない。
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