イル・ポスティーノの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『イル・ポスティーノ』に投稿された感想・評価

ネルーダの詩集とかってあまり見たことない気がするけど邦訳は全部絶版なのかしら
景色が綺麗でよかった
開

開の感想・評価

4.0
詩人に出会ったことによって彩っていく主人公の人生、ゆっくり時間が進んでる気がして心地よかった。

ラストはどこか遠くに行ってしまうように美しく儚かった。

「いまを生きる」同様、詩は人の人生を色づける。

詩や友人、恋人との出会いそして、触れ合いが閉ざされていた主人公の人生に灯をともしていくようで心地よかった。
彼が故郷の美しさに気付いてからがすごく良い。

[2023年 123本目]

凄く面白い話ではないのだが、どんどん引き込まれてしまう不思議な作品。イタリアの美しい小さな島で素朴な生活の中で生まれる詩がまた、美しい。海の色、家の壁の色、木々の葉の色、降り注ぐ光の揺らぎなど日本と…

>>続きを読む
私的にはそう感銘を受けなかったが、
この映画はイタリア語がわかる方ならきっと良さがわかるんだろうなぁと思いました。詩人の言葉は魅力的。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.1

風光明媚な島の風景の美しさ、そしてそこへ亡命してきた詩人と彼に手紙を届ける配達人の束の間の交流の輝きとすべてが眩しくて泣きそうに。そして配達人を演じるマッシモ・トロイージの単に演じているという行為を…

>>続きを読む
me

meの感想・評価

4.4

「言葉の海に揺れる小舟のよう。」

美しい景色、美しい言葉、美しい友情。素敵すぎて心が浄化された。
なんとも切ないラストだったけど、それも含めてすごく好き。

詩は説明すると陳腐になると言っていたの…

>>続きを読む
遊

遊の感想・評価

-

「口説く」というおこないは本来軽薄で浮ついたものではなくて、「愛を伝えるために言葉を紡ぐ」というHuman beingsによる至高のロマンティシズムなのでした、と思い直させてくれる作品 哀愁のイデア…

>>続きを読む
nere795

nere795の感想・評価

4.8

自分がであった最高にして珠玉の一品
すべてが美しくまた哀しい
言葉の美しさとそれがもつ力と限界でもある
病をおして頑張っていた主演にして脚本のひとりでもあったトロイージは
クランクアップ直後に亡くな…

>>続きを読む
実話ベース。監督・脚本兼主役マッシモ・トロイージの遺作。
詩人が詩について解説している映画を観たのははじめてだったので、自分も詩への興味が深まった。風景が美しかった。市長にはバチがあたってほしい

あなたにおすすめの記事